djangoローカル環境構築について
環境条件
- django2.0以上のものを使用
- python3系を使用
- virtualenv等の仮想環境を設ける
概要
やり方は2つある。anacondaを使わない方法と使う方法。
windowsの場合はanacondaを使った方法が望ましい。
virtualenvを使う方法(anacondaを使わない方法)
①python3をインストール
②virtualenvをインストール
③ディレクトリを作ってそこに仮想環境を構築する(ここでpython3が入る)
④仮想環境を起動させる
⑤終了させる
コマンド
①pythonからダウンロード、インストール。
pip install python3 またはsudo easy_install python3でも出来るかもしれない。
これは次回確認する。
②sudo easy_install virtualenv
パスワードを打ち込む
③virtualenv (仮想環境のディレクトリ名)
cd (仮想環境のディレクトリ名)
で移動し、
virtualenv -p python3 (仮想環境のディレクトリ名)
④source bin/activate
※sourceコマンドはlinuxにおけるファイル実行コマンドである。
※確認 python -V これでpython3以上が入っていればオッケイ
⑤deactivate
anacondaを使って環境構築する方法
anacondaを使うメリットは簡単に環境構築できることだ。
anacondaをPCに入れると同時にpythonとpipが インストールされるイメージである。つまり作業したい仮想環境を作ると、python3系とpipが準備される。その仮想環境でdjangoを別途インストールすると環境構築は終了である。
手順
anaconda のインストールを実行する。
anacondaは1つのアプリケーションなのでExcelのようにアプリケーションがパソコンに追加されることになる。以下からダウンロードする。:https://www.anaconda.com/distribution/
windowsの場合はanacondaコマンドプロンプト、macの場合はターミナルから以下のコマンドを実行する。
# anacondaの仮想環境を作る conda create -n <環境名> python=3.6.4 # 仮想環境に切り替える:windowsの場合 conda activate <環境名> # 仮想環境に切り替える:macの場合 source activate <環境名> # djangoのインストール pip install django==2.2
不要になった環境は以下のように削除する
# 仮想環境のリストを一覧する conda info -e # 以下でも一覧できる conda info --envs # 環境を削除する conda env remove -n <環境名>
手順の理由
djangoを使うには、公式djangoの始め方を見れば良い。
https://www.djangoproject.com/download/
公式にはinstall it with pip と書かれているので以下のコマンドを叩けば良い。
pip install Django==2.1.2
これがdjango環境構築のゴールだ。言い換えれば、このコマンドを実行できた時が環境構築できた時だ。
このコマンドを叩くために前もってpipコマンドを実行できる必要があるし、また多く場合仮想環境も準備する必要がある。
そこでcondaをインストールする。(このときpipはcondaに内蔵されています)
仮想環境を構築する(conda create -n kankyo-mei)
そして仮想環境内でpip install django (仮想環境に入る:source activate kankyo-mei)
という考えになり、上記の結論になる。
EC2ではデフォルトでpython3.6が使えるパッケージがあるのでそれをインストールして環境構築するとすぐできる。
AmazonLinuxでデフォルトで使えるpython36-virtualenvパッケージを使ったPython3.6 venv環境の構築 | SaintSouth.NET
インストール
sudo yum install python36-virtualenv
作りたいディレクトリにて
virtualenv-3.6 -p python3.6 (環境名)